「arrows Alpha」と「AQUOS sense9」のどっちを買おうか迷っている!
スマホは年単位で使うのでしっかり比較してからじゃないと買えないですよね。
そこでこの記事では、あなたの代わりに私が「arrows Alpha」と「AQUOS sense9」を違いに重点を置いて比較しました。
この記事を読めば、あなたにぴったりな方を選べるようになり、利用してから後悔する可能性がグッと減るでしょう。
arrows AlphaとAQUOS sense9の比較表と8つの違い
| 項目 | arrows Alpha | AQUOS sense9 |
|---|---|---|
| メーカー | FCNT合同会社 | SHARP |
| カラー | ホワイト・ブラック | ブルー・コーラル・ブラック・ホワイト・グリーン・グレージュ(ROM256GBのみ) |
| 本体サイズ | 幅:72mm 高さ:156mm 厚さ:8.8mm | 幅:73mm 高さ:149mm 厚さ:8.9 mm |
| 重量 | 188g | 166g |
| ディスプレイ(画面サイズ・解像度・リフレシュレート) | 6.4インチ 有機EL Super HD (2670×1200) 最大144Hz | 6.1インチ液晶(IGZO OLED) FHD+ (2340×1080) 最大240Hz |
| カメラ | メインカメラ:(標準)約5030万画素/(超広角)4990万画素 インカメラ:4990万画素 | メインカメラ:(標準)5030万画素/(広角)5030万画素 インカメラ:3200万画素 |
| 内部ストレージ(ROM) | 512GB | 128GB/256GB |
| 拡張ストレージ | microSDカード(最大2TB) | microSDカード(最大1TB) |
| バッテリー容量・急速充電 | 5000mAh・90W 急速充電 | 5000mAh・USB Power delivery Revision3.0 |
| SoC (System on a chip) | MediaTek Dimensity 8350 Extreme | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 |
| RAM | 12GB | 6GB/8GB |
| 生体認証 | 顔認証・指紋認証 | |
| 防塵・防水 | IP69 | IP68 |
| おサイフケータイ | 対応 | |
| イヤホンジャック | なし | |
| 通信 | 5G対応 | |
| 発売日 | 2025年8月28日 | 2024年11月7日 |
| 通常価格 | 84800円 | [RAM6GB/ROM128GB]64900円 [RAM8GB/ROM256GB]72000円 |
| IIJmioの価格 (2025年10月29日現在) | 49800円 | [RAM6GB/ROM128GB]44800円 [RAM8GB/ROM256GB]49800円 |
違い1:メーカー
arrows AlphaのメーカーはFCNT合同会社、AQUOS wish5のメーカーはSHARPです。FCNT合同会社は日本企業(中国のレノボの傘下)、SHARPは日本企業(台湾の鴻海精密工業の子会社)。
FCNT合同会社は経営破綻後にレノボに事業譲渡していて、電波法の義務違反で総務省から行政指導、セキュリティの脆弱性を指摘されたこともあります。メーカーの信頼感はSHARPのほうが上です。
違い2:カラー

arrows Alphaはホワイト・ブラックの2色展開、AQUOS sense9はブルー・コーラル・ブラック・ホワイト・グリーン・グレージュの6色展開です。
黒と白は共通(※ただし、全く同じ色ではない)していて、AQUOS sense9には他に青やコーラル(ピンクとオレンジの中間色)、グリーン、グレージュがあります。
違い3:本体サイズ・重量・ディスプレイ
| 機種名 | 本体サイズ | 重量 | ディスプレイ(画面サイズ・解像度・リフレシュレート) |
|---|---|---|---|
| arrows Alpha | 幅:72mm 高さ:156mm 厚さ:8.8mm | 188g | 6.4インチ 有機EL Super HD (2670×1200) 最大144Hz |
| AQUOS sense9 | 幅:73mm 高さ:149mm 厚さ:8.9 mm | 166g | 6.1インチ液晶(IGZO OLED) FHD+ (2340×1080) 最大240Hz |
arrows AlphaとAQUOS sense9のサイズを比べると、AQUOS sense9の方がコンパクトで軽量です。片手で操作することが多い人には携帯性の高いAQUOS sense9の方が向いています。
また、ディスプレイの大きさや解像度はarrows Alphaのほうが少し上で、リフレッシュレートはAQUOS sense9のほうが上です。大きな画面や画質を求めるならarrows Alpha、滑らかな画面表示を求めるならAQUOS sense9。
違い4:カメラ
arrows Alphaは5030万画素の広角カメラと4990万画素の超広角カメラのデュアル構成で、より手ぶれ補正の強い「光学式手ブレ補正(OIS)」を搭載。AIによる自動補正機能も充実しています。
AQUOS sense9は標準カメラ(5030万画素)と超広角カメラ(5030万画素)のデュアルカメラ仕様。光学式手ブレ補正(OIS)を搭載しています。暗い場所での撮影に強く、夜景や暗所での撮影をすることが多い人におすすめ。
また、インカメラはarrows Alphaが4990万画素なのに対し、AQUOS sense9は3200万画素。自撮りをよくする人にもarrows Alphaがおすすめです。
違い5:内部ストレージ・拡張ストレージ
| 機種 | 内部ストレージ | 拡張ストレージ |
|---|---|---|
| arrows Alpha | 512GB | microSDカード(最大2TB) |
| AQUOS sense9 | 128GB/256GB | microSDカード(最大1TB) |
arrows Alphaは512GBの1タイプ、AQUOS sense9は128GBと256GBの2タイプです。本体容量に2~4倍の差があります。
また、対応しているmicroSDカードの容量にも最大1TBの差があり、動画をたくさん撮影する人にはarrows Alphaがおすすめです。
違い6:バッテリー容量・急速充電
| 機種 | バッテリー容量 | 急速充電 |
|---|---|---|
| arrows Alpha | 5000mAh | 90W 急速充電 |
| AQUOS sense9 | 5000mAh | USB Power delivery Revision3.0 (最大27W) |
arrows AlphaとAQUOS sense9のバッテリー容量は一緒で、急速充電の早さに差があります。充電時間を短くしたいならarrows Alphaを選びましょう。
違い7:SoC(System on a chip)
| AnTuTu10ベンチマークスコア | arrows Alpha | AQUOS sense9 |
|---|---|---|
| SoC | MediaTek Dimensity 8350 Extreme | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 |
| CPU | 288139 | 195743 |
| GPU | 531061 | 117579 |
| Memory | 341801 | 144262 |
| UX | 260379 | 151800 |
| 総合スコア | 1421380 | 609384 |
arrows Alphaはミドルハイモデル、AQUOS sense9はミドルモデルです。スコアはすべてarrows AlphaがAQUOS sense9を上回っていて、操作の快適さはarrows Alphaのほうが上でしょう。
高グラフィックの3Dゲームや複数のアプリを同時に使用にもarrows Alphaのほうが向いています。
SoC(System on a chip)とは
スマートフォンの性能を大きく左右する重要なパーツで、人間で例えるなら脳や神経。複数の機能を一つのチップに集約したもので、スマホの小型化には欠かせない部品です。
各項目の意味
- CPU:スマートフォンの処理能力
- GPU:グラフィック性能
- Memory:データを一時的に保存する場所
- UX:操作性能の向上
- 総合スコア:スマートフォンの総合的な性能
違い8:防塵・防水
| 機種 | 防塵 | 防水 |
|---|---|---|
| arrows Alpha | IP6X (完全な防塵構造) | IPX9 (高温・高圧パワフルなウォータージェットに対する保護) |
| AQUOS sense9 | IPX8 (水面下での使用が可能) |
arrows AlphaとAQUOS sense9はどちらも防塵・防水性能が非常に優れている機種。
arrows Alphaは高温・高圧のウォータージェットにも耐え、米国国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した耐衝撃性もあるので落下の衝撃にも強いです。
防塵・防水の数値の見方と保護等級
IPの後ろの最初の数字が防塵性能、2番目の数字が防水性能を表しています。例えば、IP53なら防塵性能が5、防水性能が3。
| 等級 | 防塵性能 | 防塵のテスト方法 | 防水性能 | 防水のテスト方法 |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 保護なし | テストなし | 水の浸入に対して特には 保護されていない | テストなし |
| 1 | 手の接近からの保護 | 直径50mm以上の固形物体(手など)が内部に侵入しない | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより 3〜5mm/分の水滴、10分 |
| 2 | 指の接近からの保護 | 直径12mm以上の固形物体(指など)が内部に侵入しない | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより15°の範囲 3〜5mm/分の水滴、10分 |
| 3 | 工具の先端からの保護 | 直径2.5mm以上の工具先端や固形物体が内部に侵入しない | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより60°の範囲10ℓ/分の放水、10分 |
| 4 | ワイヤーなどからの保護 | 直径1.0mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない | 300〜500mmの高さより全方向に10ℓ/分の放水、10分 |
| 5 | 粉塵からの保護 | 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の料の粉塵が内部に侵入しない | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間 |
| 6 | 完全な防塵構造 | 粉塵の侵入が完全に防護されている | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に 100ℓ/分・100kpaの噴流水、 3分間 |
| 7 | ─ (防塵性能は0~6の7段階) | 規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない | 水面下・15㎝〜1m、30分間 | |
| 8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる (例:水深1m以上の水に継続的に浸した場合の水の侵入) | ||
| 9 (※「K」が記載されている場合、ISO 20653規格) | 高温・高圧パワフルなウォータージェットに対する保護 | 至近距離から高圧・高温のパワフルなウォータージェット | ||
参考:日東工業
arrows AlphaとAQUOS sense9の取り扱いサイトと本体料金
arrows AlphaとAQUOS sense9の価格比較です。新規契約とMNP契約のうち、金額のより安い方を記載しています。
| IIJmio (現在の価格を公式サイトで確認する) | ahamo (現在の価格を公式サイトで確認する) | UQモバイル (現在の価格を公式サイトで確認する) | イオンモバイル (現在の価格を公式サイトで確認する) | Yモバイル (現在の価格を公式サイトで確認する) | mineo (現在の価格を公式サイトで確認する) | |
| arrows Alpha | 49800円 | 59180円 | ─ | 87780円 | ─ | 85272円 |
| AQUOS sense9 | [RAM6GB/ROM128GB]44800円 [RAM8GB/ROM256GB]49800円 | 45980円 | 42900円 | 62480円 | ─ | [RAM6GB/ROM128GB]57042円 [RAM8GB/ROM256GB]64416円 |
arrows Alphaはこんな人におすすめ!
arrows Alphaがおすすめなのは
- 画面が大きいスマホが欲しい人
- 画質にこだわりたい人
- カメラ性能にこだわりたい人
- 自撮りをよくする人
- スマホにデータをたくさん保存したい人
- 充電時間を短くしたい人
- 性能がよりよいスマホが欲しい人
- お風呂でスマホを使う人
- スマホを落とすことが多い人
です。
AQUOS sense9はこんな人におすすめ!
AQUOS sense9がおすすめなのは
- SHARP製品が好きな人
- 青やコーラル、グリーン、グレージュのスマホが欲しい人
- コンパクトで軽いスマホが欲しい人
- スマホを片手で操作することが多い人
- 滑らかな画面表示にこだわりたい人
- 暗い場所での撮影が多い人
です。
まとめ
arrows AlphaとAQUOS sense9を比較した結果、8つの違いがありました。
どっちがいいか悩んだら
- カメラや性能にこだわりたい人はarrows Alpha
- スマホを片手で操作することが多い人はAQUOS sense9
を選ぶといいですよ。



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